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初心者の方は良し悪しもよく分からないと思いますので、安い電子ピアノから始めるのがオススメです。 経験を積むと良し悪しや自分の好みが分かってくるので、その時に高価なものを探しましょう。 楽器屋さんやインターネットでも2万円台くらいから購入でき、管弦楽器と違ってメンテナンス費用もほとんどかかりません。 なお、賃貸や近隣住民の迷惑になる可能性がある場合は電子ピアノのヘッドフォンで消音するようにしましょう。 ※以下は楽器店で実物を見ながらこれを読むと内容が分かりやすいです。
通常のピアノは白黒合わせて88鍵盤あります。 コンパクトな61鍵盤などもありますが、将来的には鍵盤数が足りなくなる可能性があります。 ピアノは長く使えるものですので、特に理由がなければ最初から88鍵盤をオススメします。 61鍵盤はバンドなど持ち運びを重視する場合によく選ばれています。
グランドピアノは古典的な形状で大きく、最も美しいピアノ本来の音が出せますが高価です。 アップライトピアノはグランドピアノの奥行をコンパクトにしたもので、自宅に置きやすくグランドピアノより安価です。 電子ピアノは電気を使いますがさらに小さく安価で、いろいろな音が出せる上に音量調節やヘッドフォンでの消音、さまざまな種類や機能もあります。 ただし電子音ですので、上記の生ピアノのような深みのある音にはなりません。
本来キーボードは鍵盤楽器のことで、シンセサイザーは音を作る電子機器のことなので、鍵盤楽器はすべてキーボードですし、音を作る機器は鍵盤がなくてもシンセサイザーです。 楽器店での分類も曖昧ですが分かりやすく言えば、電子ピアノは家庭用を想定、キーボードはバンド用を想定、シンセサイザーはキーボードの上位版で高性能な演奏や作曲を想定といった感じでしょうか。 電子ピアノは鍵盤の重みもあり、生ピアノの再現性を重視しているので、ピアノを始める方にオススメです。 キーボードは持ち運び性や手軽さを重視しており、鍵盤の重みもなく最も安価で軽いので、バンドにオススメです。 シンセサイザーは音作りや機能性を重視しており、作曲者やバンドの上級者に使われることが多く、本体の重さや鍵盤の重みも種類によって異なります。
まず、両側や背面に足が付いており完全に据え置くタイプと、鍵盤部分だけでスタンドを利用するタイプに分かれます。 据え置きタイプは移動は困難ですが抜群の安定性があるので、ピアノを始める方にはこちらをオススメします。 ピアノを持ち運んで演奏を行う方は分離タイプを使用しますが、スタンドはしっかりとしたものを選ばないと次第にグラグラしてきますので、多少高価でも安定性の高いものを選びましょう。
メーカーによっても異なり、上級者になると、このタッチや音色を重視するようになります。 楽譜画面付きなどの機種もありますが、ピアノレッスンを行うと楽譜に書き込みもしますし、やはり紙の方が圧倒的に見やすいです。 初心者の方はなんとなくでも良いので、好みのものを選んでみてください。
また、据え置きタイプ以外では譜面台やペダルもないので、別途購入する必要があります。 ペダルやイスはセット販売していたり、別途購入または購入しないという選択肢もあります。 特にペダルはメーカーによって極性違い(ON/OFFが逆)などの特性があるので、同じメーカーのものや、切り替えスイッチ付きを選びましょう。(ペダルは基本1つでOK、接続口は「SUSTAIN」「PEDAL」「DAMPER」「HOLD」などの表記があります) ※ペダルを踏んだまま電源を入れると極性が逆になる機種もあります。
・据え置き電子ピアノはイスを付属すれば完結します。 ・キーボード、シンセサイザーを含む分離タイプは、スタンド、イス、譜面台、ペダル、(必要ならスピーカー)を付属するか別途購入する必要があります。
そこそこ高価で長く使うものですので、これらの基礎知識を得た上で、自分がどのような使い方をしたいのか、最後は店員さんと相談しながら決めるのが一番です。 その場で即決しなくても構わないので、まずは「ピアノを検討しているのですが」と店員さんに声をかけてみましょう。 カタログなどをもらって、自分好みのピアノを探してみると良いでしょう。 インターネットの方が安いとイメージしがちですが、実際店頭で吟味してみると、その場で選んだ方がいろいろ聞けて時間もかからず確実で、保証や修理、購入後の相談などの安心感も得られるので総合的にお得だったりします。 |
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